健康関連ニュースまとめ2013年8月版:健康ニュースでもっと健康に
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健康関連のニュースをピックアップしてお届けしています。
健康関連のニュースは1つだけ見たのでは判断に困ることがよくあります。
こうしたときに定点観測してみると、おもしろいですよ。
たとえば、「コーヒー1日3杯で、大腸がんのリスクが低下」。
コーヒーをめぐる健康ニュースです。
よく見かけますよね。
こうしたニュースが出るたびに食品に対する注目がアップします。
ところが最近では「1日4杯のコーヒーで前立腺がんの再発と進行リスクが軽減される」という報道がありました。
飲む量が微妙に増えてるのが面白い。
本日もコーヒーに関するニュースが含まれていますよ。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
歯を失うと心疾患のリスクが増大
スウェーデン、ウプサラ大学医療科学部のOla Vedin氏らの研究によると、成人で歯を失うと、糖尿病や肥満、高血圧、喫煙といった心疾患の危険因子を増加させることがわかったそうです。
歯の数が少ないと、LDLコレステロールいわゆる「悪玉コレステロール」値や血糖値や血圧の上昇、胴囲の増大といった、他の心疾患の危険因子も増大。
歯が少ない人は糖尿病になる可能性も高いそうで、歯の数が減少するとリスクも11%増大したといいます。
現喫煙者・元喫煙者も歯を失うことと関係しており、歯肉出血はLDLコレステロールと血圧の高値と関連していたそうです。
(LIONウェルネスダイレクト世界の健康ニュース20130812)
カメを触ると胃腸炎になる?
厚労省がカメを媒介とするサルモネラ症に注意を呼びかけ
米国では、カメを触ったためにサルモネラ症に感染するという事例が相次いでいるそうです。
このため、厚生労働省はミドリガメなどペットの取り扱いに注意を呼びかけています。
ちなみに、サルモネラ症の主な症状はは急性胃腸炎。
しかし、重症化すると髄膜炎や敗血症を引き起こす恐れもあります。
海外では死亡例も出ています。抵抗力が弱い乳児やお年寄りは特に注意が必要です。
日本でも爬(は)虫(ちゅう)類が原因とみられるサルモネラ症が毎年発生しています。
カメなどの爬虫類のうち5〜9割はサルモネラ菌を持っていると言われます。
国内ではこれまでに、ミドリガメやケヅメリクガメ、イグアナなどから感染した例があります。
サルモネラ症はサルモネラ菌に汚染された食品を食べたり、爬虫類を触ってサルモネラ菌が付着した手指が口に入ると発症します。
(産経Biz20130815)
高血圧だとアルツハイマー病になりやすい
米テキサス大学(ダラス)行動・脳科学助教授のKaren Rodrigue氏らの研究によると、アルツハイマー病の遺伝的リスクを持つ人が高血圧になると、脳のプラークの発現を促してアルツハイマー病になる可能性が高まることがわかったそうです。
Rodrigue氏によれば「血管の健康を維持すれば、心臓の健康だけでなく、脳の健康が促進され、アルツハイマー病などの脳の変化を抑えるか遅延させる可能性がある」とのことです。
(LIONウェルネスダイレクト世界の健康ニュース20130819)
人間ドック「異常なし」だったのはったの7.2%と過去最低を記録
日本人間ドック学会によると、2012年に人間ドックを受診した全国の約316万人のうち全項目で「異常なし」だった人の割合が7.2%で過去最低であったことを発表しました。
集計をはじめた昭和59年の29.8%から毎年減少し続けているとか。
ちなみに、異常が発見された項目は肝機能異常、高コレステロール、肥満で、食習慣などでコントロールが効く項目が多かったようです。
なお、人間ドックで見つかったがんは、男性では胃がんが最も多く、女性では乳がんがもっとも多く発見されたそうです。
(産経Biz20130823)
コーヒーを1日4杯以上飲むと死亡するリスクが高まる?
米サウスカロライナ大によれば、毎日4杯以上のコーヒーを飲む55歳未満の人は、飲まない人に比べ、死亡率が高いと発表しました。
研究チームは「若い人はコーヒーを毎日3杯までに」と注意を呼びかけているとか。
米国に住む約4万4000人を対象に調査を行ったのち、17年ほどの死亡記録を調べたところ、55歳未満に限ると週に28杯以上コーヒーを飲む人(1日4杯)の死亡率は、男性では1.5倍、女性は2.1倍になっていたとか。
55歳以上では変化はなかったそうです。
(朝日新聞20130829)
睡眠不足だと老化が2倍早くなる
オハイオ州のケース医療センターはこのほど、細胞にダメージを与える肌細胞内にある「破片」が、十分な睡眠よって除去される過程を研究しました。
実はこの「破片」こそ老化と美容に大きく関連しているそうです。
「破片」が少なければ少ないほど、若々しく美しさを保つのだとか。
ところが、睡眠不足になると、「破片」が除去されず、残ったままになり、結果「老化」してしまうのだとか。
(マイナビウーマン20130829)
厚労省、医療費など5兆円抑制
厚生労働省は、高齢化で膨らみ続ける医療や介護費用の総額を、2025年度で現在の想定より5兆円程度抑えることを目標とする計画を公表しました。
生活習慣病や肺炎などの予防、患者情報を活用した無駄減らしを柱に、医療費の抑制を図っていく考え。
サービスの質が下がるのを避けながら、財政面での改善を進めるねらいだそうです。
社会保障の給付にかかる費用は、毎年3兆円ほどのペースで増え続けると試算されています。
特に医療や介護分野での費用が大きく、厚労省は「今のままでは団塊の世代が75歳を迎える25年度に医療費が約54兆円、介護費は約20兆円に達する」と試算しています。
(朝日新聞20130830)
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