がんとは食べもので闘おう!余命半年と言われた父が7年間元気だったこと
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私の父は62歳のとき、胆管がんでなくなりました。
がんと診断されたのが55歳のとき。
そのとき、医師からは「余命は半年」と告げられました。
それから7年、父は元気に楽しく人生を過ごしていました。
亡くなる2週間前まで、本当に元気でした。
その元気ぶりは医師も驚いていたようで、「信じられない。もう検査にも来なくていいかもしれません」と、実に“悔しそう”に話していました。
自分の診断が間違いであるはずがない、という表情を隠しもせず。
photo credit: euthman via photopin cc
父を生かしたのは母がつくる野菜を使った手料だった
医師の告知を受けた母は落ち込む一方で、あらゆる情報を入手して試していきました。
健康食品のたぐいはすべて試しました。
最後まで続けたのは、プロポリスとサメの軟骨ぐらい。
しかし、母がもっとも力を入れていたのが、自宅の小さな畑で採れる野菜を使った料理でした。
料理の直前に畑に向かい、とれたての野菜を使って、味噌汁やサラダ、おみおつけ、さまざまな料理を作っていました。
父は、それらの料理を本当に美味しそうに食べていました。
医師のいうことは信じない
母は父は絶対にがんではないと信じていました。
もちろん私達もそうです。
医師からは何度も生検を勧めれましたが、頑として受け付けませんでした。
生検は細胞を切り取って、その細胞を検査し、がんであるかどうかを検査するものです。
細胞を切り取るのですから、手術と同じです。
手術は体にメスを入れます。
麻酔をしているので痛みはないので、わからないのですが、体には相当なダメージが加わっています。
実際、父の友人・知人は、生検を受けた途端にみるみる衰弱していっていました。
生検は、体が「がん」という恐ろしい病気と闘っているときに、人の生命力を弱らせて「がん」の進行に加担するかのように私達には思えました。
だから生検は行いませんした。
また体に負担になりそうな検査も一切受けませんでした。
体の免疫力すべてを、がん細胞との闘いだけに集中させたかったからです。
おかずになるほどの野菜たっぷり味噌汁
母のつくる料理は、本当に野菜だらけでした。
当然、完全無農薬です。
趣味ではじめた野菜づくりですから、見た目はとってもブサいく。
でも、野菜たちはイキイキしていました。
スーパーの野菜は、購入してすぐにしんなりしてきますが、母の野菜はまったくそんなことはなく、1週間以上経過しても水々いいままでした。
大根、白菜、ニンジン、じゃがいも、きゅうり、トマト、春菊、グリーンピース、絹さや、オクラ、しそ、アスパラ、キャベツ、レタス……。
旬の野菜を、少量ではありますが、丁寧に育て、料理にしていました。
そんな料理のなかでも、毎食必ず出ていたのが、野菜たっぷりの味噌汁です。
味噌汁ですが、汁はほんのぴょっぴり。
9割方野菜です。
お椀には野菜がうず高く積み上げられ、山盛りの味噌汁になっていました。
その味噌汁を欠かすことなく、食べていた父。
ゴルフコースに毎月のように出かけ、大好きなゴルフを元気いっぱい楽しんでいました。
「余命半年って言ってなかった?」と、いつも母と私は笑い合っていました。
白内障の手術をして容態が急変
宣告から7年後、病院へ定期検査を受けたとき、医師は数値を見て驚いていました。
腫瘍マーカーが健康な人と遜色のないレベルになっていたからです。
冒頭でも触れましたが、担当医は本当に信じられないといった様子でした。
母は医師に「やっぱりがんじゃなかったんですね」というと、医師は母を睨みつけ、悔しそうに唇を軽くかんでいたそうです。
その検査結果を受け、父は友人と連れ立って海外でもゴルフを楽しんでいました。
すっかり安心しきっていた私達に転機が訪れます。
父が突然、「白内障の手術を受ける」と言い出したのです。
白内障といっても軽度なレベルで、日常生活にはまったく支障はありません。
車も問題なく運転できます。
理由はゴルフでした。
「パットするときに見づらい」というのが手術を受けたい理由だったのです。
ご存知の方も多いかもしれませんが、白内障は日帰りで終わる一般的な手術です。
そんなことも、私達も特に気にせず、父の手術を了承しました。
しかし、手術を終えた父は翌日、体の不調を訴えます。
急いで病院に行ってみると、医師から「即入院」を告げられました。
腫瘍マーカーが急激に上がっていたからです。
実は父は、両目の白内障手術を一度に行っていたのです。
医師は片目づつするよう強く勧めたのですが、父は「面倒だから一度に」といったそうです。
この白内障の手術が原因だったのかどうか、わかりません。
でも、体にメスを入れたことによって、免疫力が激減して、容態が急変したのではないかと、私は考えています。
入院して2週間後に他界
容態はみるみる悪くなっていきました。
病気の経過を書くのはいまでも悲しくなってしまうので、省きますが、本当にあっという間でした。
「昨日まで元気に歩いていた父がどうして?」と今でも思います。
私は、父ががんを宣告されたのを契機に食べものと免疫力にというものに興味をもち、勉強してきました。
勉強すればするほど、食べ物と人間の免疫力は密接に関連していることがよくわかります。
事実、7年の間、父と母が実践してきたことが何よりの証拠だったと。
惜しむらくは、不用意に体にメスを入れさせてしまったことです。
あの一件がなければ、父は今でも元気で、初孫を抱いていてくれたことでしょう。
今回、このような記事を書いたのは、同じように苦しんでいる方にとって、何らかの参考になれればいいなと思い、ブログに書きました。
ブログのそもそもの目的が、「食・生活で役立つ情報やおすすめの品をご紹介」することですので、内容的に合致するのではないかと思い記述した次第です。
心ない医師から「がん」と無神経に告げられ、苦しんでいる方々。
どうぞ、そんな心ない医師の話には耳を傾けないでください(患者のことを思ってくれている医師の話はしっかり聞きましょう)。
代わりに、人の免疫力と食べ物の力を信じませんか?
人の体をつくるのは食べ物です。
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