女性が味方にすべきビタミン!その名は「ビタミンB6」
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今回もビタミンB兄弟の話です。
ところで、ビタミンBって、いったい何人兄弟なんでしょうね。
正解は8人兄弟でした。
ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビオチンの8種類あります。
ビタミンB群やビタミンB複合体、なんていう呼び名もあります。
個々の詳しい内容は追々、解説していきますね。
さて今回はビタミンB6についてです。
ビタミンB6は分解されたアミノ酸がたんぱく質に合成されるのを助けるという役割があります。
つまり、健康な皮膚や髪、歯をつくり、成長を促進するのに欠かせないビタミンというわけです。
発育期の子どもや妊婦、授乳婦には欠かせない栄養素です。
また、脂質の代謝をサポートして、肝臓に脂肪がたまるのを抑える作用もありますよ。
免疫機能・神経伝達物質にかかわっているビタミンB6
ビタミンB6は免疫機能を正常に維持したり、興奮した神経を抑える神経伝達物質の合成にも関係しています。
ビタミンB6を十分にとっていれば、免疫力がアップし、神経過敏や不眠症などの改善にも役立つそうですよ。
ビタミンB6が不足すると免疫系・神経系に異常が
ビタミンB6が不足するとどうなるんでしょうか。
ビタミンB6が足りなくなると、目、鼻、口、耳の周囲に湿疹ができたり、貧血になったりします。
また、免疫機能が正常に反応せず、アトピーやじん麻疹、花粉症を発症しやすくなります。
神経系に異常が起こることもあります。
とりすぎも神経に影響を及ぼす
こう書くと、すぐにビタミンを取らなきゃ!って思うのですが、「ふつうの食事」をしている限り、過剰症になることはまずありません。
しかし逆に、1日に300〜5000mgといった大量摂取は、知覚神経障害や末梢感覚性神経炎などを起こす危険性があります。
とりすぎには、くれぐれもご注意を。
ビタミンB6は魚に多く含まれる
ビタミンB6は魚に豊富に含まれています。
ただ、冷凍保存や加工食品では、ビタミンB6の量が減ってしまうので、新鮮な魚を食べるようにしましょう。
つわり対策にもなる!
ビタミンB6は妊娠中や月経前の女性に特に役立つビタミンです。
妊娠中に起こるつわりは必須アミノ酸の1つトリプトファンの代謝がうまくいかないことが原因とされています。
でも、ビタミンB6をとると、トリプトファンの代謝がよくなり、つわりの改善になりそうです。
ビタミンB6は女性の強い味方!
女性に特有の症状である月経前症候群を軽減する作用もあります。
女性の体は月経前になりますと、ホルモンのバランスが崩れ、腰痛や頭痛、イライラといった症状があらわれることがあります。
ビタミンB6には、これらの症状を軽減する働きもあるんですよ。
美肌効果も期待でき、ビタミンB6は女性の強い味方といえます。
ビタミンB6を多く含む食品(100gあたり)
まぐろ 0.85mg
かつお 0.76mg
さけ 0.64mg
さんま 0.51mg
さば 0.51mg
さつまいも 0.28mg
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